公式練習で葛西好調「金メダルを自分が取りたい」

[ 2014年2月14日 06:33 ]

 ノルディックスキーで14日午後9時半(日本時間15日午前2時半)に始まるジャンプ男子ラージヒル(LH=HS140メートル、K点125メートル)予選に竹内択(北野建設)伊東大貴、清水礼留飛(ともに雪印メグミルク)が出場することが13日に発表された。葛西紀明(土屋ホーム)は予選免除で15日の本戦に臨む。渡瀬雄太(雪印メグミルク)が外れた。

 伊東はノーマルヒル(NH)を左膝裏の痛みで欠場。葛西は8位だったNH後に腰の違和感を訴えたが、日本の斉藤智治監督は「問題はない」と話した。17日の団体のメンバーはLH後の公式練習で判断する。

 13日の公式練習では葛西の好調ぶりが目立った。2回飛び、131・5メートル、134メートルでともに2番目の飛距離をマークした。NH本戦後、初のジャンプで「腰も良くなった。まだ日本勢は金メダルを取っていないので自分が取りたい」と表情は明るかった。

 伊東も124・5メートル、127メートルとまずまずだった。NHを制したカミル・ストッホ(ポーランド)は3回飛んで136メートル、131メートル、133・5メートルと充実している。

 ▼葛西紀明の話 ジャンプは良かった。ほとんど腰の痛みは取れてきた。きょう飛んで、あしたどうなるか。全ては試合に合わせてやっていく。

 ▼竹内択の話 いい時の体と別の体になっているのを再確認した。今の体に合ったジャンプをする必要があると感じて試して、3回目は割と当たった。

 ▼清水礼留飛の話 助走路の滑りで(体の重心が)動かないようにだけ気をつけた。ノーマルヒルと同じミスをしないように気をつけたい。

 ▼渡瀬雄太の話 2回目にタイミングが遅れたが、自分なりにできることはやったので悔いはない。台が大きくなっても気を張って飛んでいるので気にならない。(共同)

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2014年2月14日のニュース