大貴 NH欠場は左膝裏痛だった…徐々に回復も「不安」

[ 2014年2月14日 05:30 ]

公式練習で順番を待つ伊東(左)と竹内

 ノルディックスキー・ジャンプ男子の伊東大貴(28=雪印メグミルク)が12日、五輪直前のW杯で左膝裏に痛みを感じたため大事をとって8日のノーマルヒルを欠場したことを明かした。

 まだ万全ではない様子で、この日実施されたラージヒル(HS140メートル、K点125メートル)の最初の公式練習後に「不安はある」と話した。状態が悪ければ14日(日本時間15日午前2時半開始)に予選が行われるラージヒルも欠場の可能性がある。

 ソチ入り直後は陸上練習もままならなかったという。ただ、現在は徐々に回復しているそうで「膝のせいにするつもりはない。できることをやるだけ」と前向き。この日の2回の練習は124メートル、122・5メートルだった。

 公式練習は風が舞う難条件に苦しむ選手も多かった。清水礼留飛(20=同)は127メートル、125メートルとK点を越え、渡瀬雄太(31=同)は113メートルと125メートル、竹内択(26=北野建設)は120・5メートルと115・5メートルだった。ノーマルヒルで腰に違和感が出た葛西紀明(41=土屋ホーム)は休養したが、W杯総合3位のため予選は免除となっている。

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2014年2月14日のニュース