錦織 堂々の8強進出!第1シード「何か気持ち悪い」

[ 2014年2月14日 05:30 ]

2回戦でフォアハンドを放つ錦織

 男子テニスの全米室内選手権は米テネシー州メンフィスで行われ、世界ランキング16位で2連覇を狙う第1シードの錦織圭(日清食品)は12日、初戦の2回戦で世界ランキング88位のベンヤミン・ベッカー(ドイツ)を6―4、6―4で下して準々決勝に進んだ。第1セットは2度のブレークを許すなど、苦しみながらも先取。第2セットからはサーブが決まり内容でも圧倒し、ストレート勝ちした。

 錦織は苦戦しながらも2連覇に向けた大事な一戦を制し「1試合目でプレッシャーと緊張もあり100点ではないが、悪い出だしではなかった」と話した。ベッカーは4年前に1度だけ対戦して敗れた相手。第1セットはミスが目立ったが粘り強いテニスで徐々に流れをつかみ、第2セットに入るとサーブ、ショットともに安定感が増した。試合が進むにつれて力の差を見せつけた。第1シードについては「何か気持ち悪い」と苦笑しながらも「まず勝ったことが評価できる。目標は優勝」と笑顔で4度目のツアー制覇を見据えた。

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2014年2月14日のニュース