フィギュア採点で米国とロシア裏取引か…仏紙報じる

[ 2014年2月10日 05:30 ]

 フィギュアスケートの採点で米国とロシアが裏取引しているとフランス紙レキップが報じ、米国協会が「誰ともそんなことはしていない。ばかげている」と報道を否定したと9日、ロイター通信が伝えた。国際スケート連盟(ISU)は証拠のない噂や主張には答えないとの声明を発表した。

 レキップによると、アイスダンスでメリル・デービス、チャーリー・ホワイト組に金メダルを獲らせる代わりに、団体とペアでロシアに便宜を図るように取り決めが交わされた。米国協会広報担当は「私たちのアイスダンサーは世界選手権を2度制しており、何もしなくても素晴らしい。報道は当惑させるだけじゃなくスポーツにとって不幸だ」と反論した。

 02年のソルトレークシティー冬季五輪ではペアでロシア組の金、カナダ組の銀が確定した後に採点疑惑が発覚。カナダ組にも金メダルが与えられ、ジャッジの不正が原因でメダルが変更される事態が起きた。

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2014年2月10日のニュース