友綱親方、復活当選に納得「やってきたことは間違いなかった」

[ 2014年1月31日 18:33 ]

日本相撲協会新理事候補選

 理事候補の当選者は一様に引き締まった表情をみせた。当落線上とみられた友綱親方(元関脇魁輝)は7票で当選した。前回は九重親方(元横綱千代の富士)に1票及ばない6票で落選。2期ぶりの復活に「自分の中でやってきたことは間違いなかったという感じ」と結果に納得していた。

 相撲協会の公益法人移行にも触れ「ここで手を緩めるわけにはいかない。それに応えるだけのものをつくっていかないといけない」と決意を述べた。

 出来山親方(元関脇出羽の花)は4月に定年を迎える出羽海理事(元関脇鷲羽山)に代わり、同じ出羽海一門から62歳で初出馬して当選した。同理事から「しっかりやってくれ」と祝福され、がっちりと握手。本人は「正式に決まったわけじゃないので、何も言えない」と多くを語らなかった。

 同じく初当選の松ケ根親方(元大関若嶋津)は「公益法人になって、協会は頑張っていくしかない」と力強く話した。

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2014年1月31日のニュース