ジョコビッチ 4連覇ならず 熱闘4時間もミスに泣く

[ 2014年1月22日 05:30 ]

ワウリンカに敗れたジョコビッチ

 テニスの全豪オープン第9日は21日、オーストラリア・メルボルンパークで行われ、男子シングルスで4連覇を狙った世界ランキング2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、準々決勝で同8位のスタニスラス・ワウリンカ(スイス)に6―2、4―6、2―6、6―3、7―9で敗れた。ワウリンカは9度目の出場で初の準決勝進出。女子シングルス準々決勝で初出場の19歳、ウージニー・ブシャール(カナダ)がアナ・イバノビッチ(セルビア)に5―7、7―5、6―2で逆転勝ちし、4大大会初の4強入りを果たした。

 4連覇の夢が絶たれた。ジョコビッチは最近の対戦で14連勝と寄せ付けていなかったワウリンカに足をすくわれた。4時間の戦いの敗北が決まると、「僕は全てを出した。彼におめでとうと言うほかはない」と潔かった。第1セットは余裕を漂わせて奪った。だが、徐々に相手の力強いサーブとバックハンドに押され、続く2セットを落とした。第4セットは取り返したものの最終セットはミスで追い付かれた。最後は全て自分のミスで点を与え「これがスポーツなんだ」と話した。(共同)

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