静岡もラグビーW杯誘致へ エコパ開催目指し県主体で活動展開

[ 2014年1月17日 16:12 ]

 静岡県は17日、ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)の試合を同県袋井市の県小笠山総合運動公園スタジアム(エコパスタジアム)で開催することを目指し、県が主体となって誘致活動を展開する方針を決めた。

 県によると、春に招致委員会を設置して、開催希望申請書の作成を急ぐ方針。17日の会議には川勝平太知事やスタジアム周辺自治体の首長、ラグビートップリーグのヤマハ発動機の関係者らが参加した。川勝知事は「誘致に向けて全力を尽くす」と意気込みを語った。

 県によると、エコパスタジアムは02年のサッカーW杯で準々決勝など3試合が行われた。

 ラグビーW杯をめぐっては、花園ラグビー場がある大阪府東大阪市や、クラブチーム「釜石シーウェイブス」のある岩手県釜石市などが試合開催を目指している。静岡県の担当者は「国際大会の実績があり、会場も開催条件を満たしている。W杯の舞台にふさわしい」と話している。

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2014年1月17日のニュース