新競技場整備費は1692億円 下村五輪相が見通し

[ 2014年1月15日 21:26 ]

 下村博文五輪担当相は15日の日本記者クラブでの記者会見で、2020年東京五輪のメーン会場となる新国立競技場の整備費は計1692億円との最終見通しを示した。

 内訳は本体の建設費1388億円、現施設の解体費67億円、周辺の公園や歩道などの整備費237億円。19年春までに建て替える。

 下村氏は、東京都に500億円程度の負担を求めるほか、サッカーくじの売り上げの一部を充て、国の負担を半分程度としたい意向を示した。

 新競技場の整備費をめぐっては、周辺施設も含めて最大3千億円と試算され、その後1852億円に圧縮。下村氏は昨年12月、さらに削減する考えを表明していた。

続きを表示

2014年1月15日のニュース