大阪桐蔭　リザーブのＷＴＢ藤井が救った　殊勲トライ

＜国学院栃木・大阪桐蔭＞後半１１分、大阪桐蔭・藤井はトライを決める

第９３回全国高校ラグビー大会２回戦 大阪桐蔭２０―１５国学院栃木

（12月30日 花園ラグビー場）
　春の選抜大会の覇者・大阪桐蔭（大阪第２）が、思わぬ苦戦を強いられた。後半３分にはインターセプトから相手ウイングに８０メートルを独走され、トライとゴールで同点とされる場面も。

　そんなチームを救ったのが同５分から投入されたＷＴＢ藤井（３年）で、同１１分にカウンターアタックから勝ち越しトライを奪った。殊勲のリザーブは「自分が何とかしてやろうと思った」としてやったりの表情。綾部正史監督は「きょうは５０点の出来。もっと高いところを目指していく」と気を引き締めた。