力士会の白鵬会長 平日升席への招待「力士シート」を提案

[ 2013年12月25日 17:13 ]

 大相撲の十両以上の関取で構成する力士会が25日、東京・両国国技館で開かれ、空席の目立つ本場所平日の升席チケットを関取衆が買い取って確保し、観客を招待することを会長の横綱白鵬が提案して賛同を得た。客入りの改善が目的で、来年5月の夏場所からの導入を目指し、今後は日本相撲協会と協議していく。

 「力士シート」と名付けた白鵬の案によると、番付によって各関取が確保する枚数を決める。白鵬は「(土俵から少し離れた)升席のBとかCでもいい。どれくらいチケットが余っているかを協会に聞いて決める」と話した。

 幕内の豊ノ島も「いいことだと思う。普段お世話になっている人にも、たくさん見に来てもらえる」と前向きだった。

続きを表示

2013年12月25日のニュース