信成 引退表明「涙が印象的なスケート人生だった」

[ 2013年12月25日 05:30 ]

引退する織田(左)は村上(中央)と浅田から花束を贈られ号泣

エキシビション

 フィギュアスケート男子で10年バンクーバー五輪7位の織田信成(26=関大大学院)が24日、現役引退を表明した。

 既に今季限りでの現役引退を決めていたが、全日本選手権のエキシビション出演後、氷上で涙ながらに「きょうをもちまして現役から退くことを決意しました」と報告した。全日本で4位に終わってソチ五輪、世界選手権代表をともに逃したことで決断。戦国武将・織田信長の末裔(まつえい)として注目された26歳は今後、指導者を目指す。涙もろいことで知られる織田の競技者としての“辞世の句”は「鳴かぬなら 泣きに泣きます ホトトギス」で「涙が印象的なスケート人生だった」と振り返った。

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