真央 フリー“本番”勝負服披露も 黒と青は不評で変更

[ 2013年12月22日 05:30 ]

リラックスした表情で華麗な演技を見せる浅田

フィギュアスケート 全日本選手権第1日

(12月21日 さいたまスーパーアリーナ)
 新しい勝負服で日本一を決める。女子は22日にショートプログラム(SP)を行う。代表入りが確実でサバイバルレースと無縁の浅田真央(23=中京大)は23日のフリーで五輪を見据えた新衣装を披露する可能性が浮上した。関係者はデザインなど詳細は明かさなかったが「今、手直しをしている。フリーに間に合うかは分からないけど」と話した。

 浅田はジャパン・オープン、スケートアメリカでは黒と青のコスチュームで演技したが、「重くて動きにくかった」という理由で変更。バンクーバー五輪シーズンの09年ジャパン・オープンで使用したものをNHK杯、GPファイナルで再利用した。ファイナル後、浅田は「新しいのも作るつもり。衣装も含めて楽しみの一つ。見ている方にも楽しんでもらって、自分が“これ”と思える衣装で臨みたい」と話している。細部の修正が間に合えば、勝負のリンクに立つ楽しみが増える。

 この日の公式練習では11年世界選権以来、3季ぶりに安藤美姫(26=新横浜プリンスク)と同じ組で汗を流した。自身のSP曲「ノクターン」をかけての滑走ではトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に成功、練習後半にも大技を決めた。「SPをまず集中してできれば。ようやく(五輪代表が)決定する時が来たって思いと、今年最後の試合だなって思いと、全日本が来たんだなって思いがある」。7度目の日本一で、集大成の夢舞台に弾みをつける。

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