パンサーズ 球団新8連勝!QBニュートン 得意のTDラン

[ 2013年12月3日 05:30 ]

タッチダウンを決めて喜ぶパンサーズのニュートン

 10年ぶりのスーパーボウル出場を狙うパンサーズは地元シャーロットでバッカニアーズを27―6で下し、チーム新記録の8連勝。オーバーン大時代の10年にハイズマン賞を受賞したQBキャム・ニュートン(25)がパスで2TD、得意のランで1TDをマークしてNFC全体の優勝戦線に食い込んできた。ブロンコスは5TDパスを稼いだQBペイトン・マニング(37)の活躍でAFC西地区の宿敵チーフスを撃破。10勝2敗として自力優勝の権利を確保した。敗れたチ軍は開幕9連勝のあと3連敗となった。

 インターセプトを2度喫したニュートンだったが、トレードマークとなっているスーパーマン風の雄叫びを随所で披露。1メートル96の高性能QBは68ヤードを走破し、さらにゴール直前からダイブしてTDを挙げ、パスでも263ヤード、2TDを記録して勝利に貢献した。「褒められる内容じゃないが、その中で勝てる方策を探した」と抜群の身体能力を誇る司令塔は笑顔。前日には母校オーバーン大がAP1位で今季全勝だったアラバマ大を34―28で撃破しており、後輩たちの活躍も刺激になったようだ。

 パス2TD&ラン1TD以上は通算10試合目だが、デビュー3季目のQBとしては史上最多。大学王者となった10年に続き、NFLでも“頂点”が見えてきた。

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2013年12月3日のニュース