新設のリレーナショナルチームに桐生、山県らを選出

[ 2013年12月2日 18:27 ]

 日本陸連は2日、400メートル、1600メートルリレーを強化するために新設したナショナルチーム(NT)に男子は100メートルで10秒01の記録を持つ桐生祥秀(京都・洛南高)や山県亮太(慶大)ら24人、女子はエースの福島千里(北海道ハイテクAC)ら14人を選び、発表した。来年5月に初開催される世界リレー選手権(ナッソー=バハマ)の代表はNTから選ばれる。

 東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで桐生は「代表の一員として、すごい記録を出せるように貢献したい」と意欲を示した。

 今後はバトンパスの練習を中心とした合宿を来年3月まで月1回実施する。男子は来年2月にオーストラリア、3月には米国で練習する。山県は「力を出し切れるよう、しっかり走りたい」と抱負を述べた。

 リレーの世界選手権で8位に入れば、2015年世界選手権(北京)の出場権を獲得する。伊東浩司男子短距離部長は「合宿を通じて一体感を高めたい」と狙いを語った。

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2013年12月2日のニュース