W杯複合団体で日本3位!09年以来の主要大会表彰台

[ 2013年12月1日 23:33 ]

複合団体第1戦で3位に入り、表彰台で笑顔を見せる(左から)永井秀昭、渡部暁斗、加藤大平、渡部善斗

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は1日、フィンランドのクーサモで団体第1戦が行われ、加藤大平(サッポロノルディックク)渡部善斗(早大)永井秀昭(岐阜日野自動車)渡部暁斗(北野建設)の日本が3位に入った。主要大会の複合団体では2009年世界選手権で優勝して以来の表彰台となった。

 ノルウェーが優勝し、ドイツが2位だった。

 日本は前半飛躍(HS142メートル、K点120メートル)で渡部善が144・5メートルを飛ぶなど4人とも安定したジャンプで2位につけた。首位ノルウェーに28秒差で出た後半距離(20キロ)ではドイツに抜かれたものの、フランスとの3位争いを制した。

 ▽渡部暁斗の話 途中でフランスに追い付かれたけど、狙い通りのところ(表彰台)に落ち着けてよかった。五輪へ課題はいっぱいある。しっかり練習していく。

 ▽永井秀昭の話 個人戦に続いて、落ち着いてレースができた。予想通りに仕掛けられた。団体でも仕事ができていい収穫。あと2段高ければもっといいだろうけど、初の表彰台はいい景色だった。

 ▽渡部善斗の話 このメンバーならもっと上を狙えるので3位には入れたけど満足していない。(距離は)1人でスピードを出すことができず悔しい。ジャンプは風に助けられた。

 ▽加藤大平の話 表彰台は良かったけど、実力を出せばもっといい勝負ができる。改善点はあるが、みんなでミーティングをして(表彰台)に上がろうと言って取ったのはよかった。(共同)

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