森田理香子、周囲に感謝 師匠は“アヤコ節”でねぎらい

[ 2013年12月1日 21:01 ]

 宮崎市の宮崎CCで行われた女子ゴルフの国内ツアー最終戦、LPGAツアーチャンピオンシップ・リコーカップで1日、森田理香子(23)が初の賞金女王に輝いた。

 新ヒロインは、師匠の岡本綾子プロを含めた周囲の支えに感謝をささげた。まずは「練習場のおじさん」や、過去に指導を仰いだ永井奈都の父親、足立香澄、村井真由美の両プロに、この大会も見守ってくれた両親。

 そして、岡本プロの存在の大きさについて語った。「岡本さんみたいなゴルフをしたい。ゴルフだけでは駄目だと、人間的に大きくならなきゃいけないと教わっている」。周囲への気遣いを学び、徐々に成長した。栄冠にも「すごい強い選手と思われるには、まだまだ時間がかかる」と浮かれることはない。

 岡本プロは弟子の晴れ舞台の時も、自宅のある広島県で畑仕事に精を出していた。森田が競技終了後、電話をした際も、ジャガイモを掘っていたという。日本女子プロゴルフ協会を通じたコメントで「大人になりました。ゴルフの技術もよくなっているし、この1年で5年か10年分は成長したと思う。でも、10年は言い過ぎかな」と“アヤコ節”でねぎらった。

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2013年12月1日のニュース