長島が今季2勝目/スピードW杯第3戦最終日

[ 2013年12月1日 19:05 ]

男子500メートルで優勝し、笑顔でメダルを手にする長島圭一郎

 スピードスケートのワールドカップ(W杯)第3戦最終日は1日、カザフスタンのアスタナで行われ、男子500メートルで長島圭一郎(日本電産サンキョー)が34秒69で今季2勝目を挙げてソチ冬季五輪代表入りをほぼ確実にした。通算13勝目。加藤条治は34秒97で4位、羽賀亮平(ともに日本電産サンキョー)は12位、及川佑(大和ハウス)は13位だった。

 女子1000メートルの日本勢は小平奈緒(相沢病院)が1分16秒55で10位に入ったのが最高で、松田有幾(十六銀行)は14位、辻麻希(開西病院)は15位、神谷衣理那(毎日元気)は17位だった。ヘザー・リチャードソン(米国)が1分14秒22で勝った。

 格下のBクラスでは男子500メートルの太田明生(JR北海道)が2位に入り、女子1000メートルの高木美帆(日体大)は6位、男子1万メートルの小川拓朗(北海道・白樺学園高)は11位だった。

 ▼長島圭一郎の話 (優勝は)びっくりした。スタートが良かったが、良かったのは最初の反応だけ。体はそんなに動いていないし、最後のカーブも安全に回った。

 ▼加藤条治の話 レースをやめようかと思うくらい、体がきつかった。滑りはぶれていない。多少安定してきていると思う。

 ▼羽賀亮平の話 最後のカーブは良かった。できればもっと上に行きたいが、今は一つ一つ課題を克服していきたい。

 ▼小平奈緒の話 600メートルまではイメージ通りだったが、その後は姿勢が浮いて膝も立ってしまった。体力はあるが、滑りが良くない。

 ▼松田有幾の話 低地のリンクの自己ベストは出せたが、なかなか上に行けない。もっと順位もタイムも上げていきたい。(共同)

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2013年12月1日のニュース