20歳の永瀬が初優勝 日本勢、2日続けて全制覇

[ 2013年11月30日 20:53 ]

 柔道のグランドスラム東京大会第2日は30日、東京体育館で男女計4階級が行われ、男子81キロ級で20歳の永瀬貴規(筑波大)が初優勝するなど、日本勢が前日に続いて全階級を制した。

 永瀬は決勝で世界選手権覇者のロイック・ピエトリ(フランス)を足車で破り、5試合全て一本勝ち。ロンドン五輪代表の中井貴裕(パーク24)は3位だった。

 男子73キロ級はロンドン五輪銀メダルの中矢力(ALSOK)が5戦連続一本勝ちで3年ぶり2度目の優勝。元世界王者の秋本啓之(了徳寺学園職)は2回戦で敗退した。

 女子は70キロ級で20歳の新井千鶴(三井住友海上)が初優勝。準決勝で世界女王のユリ・アルベアル(コロンビア)、決勝で世界ランキング1位のキム・ポリング(オランダ)を倒した。五輪代表の田知本遥(ALSOK)は3位決定戦で敗れた。63キロ級は決勝で阿部香菜(三井住友海上)が田代未来(コマツ)を下し初制覇した。

 2日間で軽い方から男子4、女子5階級が終了し、最終日は男子3、女子2階級を争う。

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2013年11月30日のニュース