小平が今季初の表彰台 女子500 W杯第3戦開幕

[ 2013年11月29日 21:42 ]

女子500メートル 37秒72で3位に入った小平奈緒

 スピードスケートのワールドカップ(W杯)第3戦は29日、カザフスタンのアスタナで開幕し、女子500メートルで小平奈緒(相沢病院)が37秒72の好タイムをマークして3位に入った。今季初の表彰台で、ソチ冬季五輪代表入りへ大きく前進した。

 李相花(韓国)が37秒27で開幕5連勝。辻麻希(開西病院)が38秒03で9位、神谷衣理那(毎日元気)は14位、住吉都(ローソン)は15位だった。

 女子5000メートルは石沢志穂(トランシス)が7分6秒79で4位と健闘し、五輪代表入りをほぼ確実にした。高木菜那(日本電産サンキョー)が7分10秒50で5位、穂積雅子(ダイチ)が6位、菊池彩花(富士急)が10位だった。

 格下のBクラスで、女子500メートルの清水玲香(竹村製作所)は5位、同5000メートルの松岡芙蓉(富士急)は13位に終わった。

 ▼小平奈緒の話 表彰台に立つのと立たないのとでは気持ちの勢いが違う。カーブはまだ思い切り入れていない。ソチのリンクと似ているので、いいイメージをもらって本番を迎えたい。

 ▼石沢志穂の話 日本人で1番を取りたかった。(小平)奈緒が表彰台に立っていたのを見て、頑張ろうと気合が入った。

 ▼穂積雅子の話 最後は脚が止まってしまった。理由は分からないが、脚が重かった。気持ちの面でも切れてしまったので悔いが残る。

 ▼高木菜那の話 楽な気持ちで滑ろうと思ったら、思っていた以上にいいタイムが出たので良かった。練習通りの滑りができた。(共同)

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