新国立競技場は「W杯の二の舞に」 河野氏が計画批判

[ 2013年11月28日 13:20 ]

 自民党無駄撲滅プロジェクトチームの河野太郎座長は28日、2020年東京五輪のメーン会場となる新国立競技場計画について「五輪後の利用の見通しがずさん。税金を使って建設することをもっと意識するべきだ」と批判した。

 この日の会合で、文部科学省側は、延べ床面積を当初予定から約25%縮小し、8万人の収容人数を維持する新競技場計画の修正案を説明。河野氏は「8万人規模のイベントはめったに開けない」と述べ、観客席の一部を仮設にするよう求めた。

 また、02年ワールドカップ(W杯)日韓大会に伴い各地で建設された競技場が、厳しい運営が続いているとして「(新競技場は)このままではW杯の二の舞になる」と懸念を示した。

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2013年11月28日のニュース