ママさんランナー赤羽が引退へ 1月の大阪国際最後に

[ 2013年11月28日 12:37 ]

2011年の世界陸上女子マラソンで5位となり、周平さんとともにポーズをとる赤羽有紀子

 女子マラソンで2011年世界選手権5位に入り、「ママさんランナー」として知られる赤羽有紀子(34)が、大阪国際女子マラソン(来年1月26日)を最後に現役引退することが所属先のホクレンから28日、発表された。

 栃木・真岡女高から城西大を経て実業団入りした赤羽は結婚、出産後も夫の周平コーチとの二人三脚で競技を続け、08年北京五輪に5000メートル、1万メートルで出場。その後マラソンに転向し、世界選手権には09年大会を含めて2度出場したが、12年ロンドン五輪は補欠にとどまった。

 赤羽は「娘を出産して走り続けることができたのは、関わってくださった全ての方々のおかげ。これからもスポーツの世界に関わっていければ。まだ出場予定レースがあるので、最後の最後まで全力で駆け抜けたい」とコメントした。

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2013年11月28日のニュース