テキサンズ指揮官緊急搬送 試合途中めまい、逆転6連敗

[ 2013年11月5日 06:00 ]

<テキサンズ・コルツ>めまいで倒れるクービアク監督(中央)

 NFLは3日行われ、テキサンズのゲイリー・クービアク監督(52)が地元ヒューストンで行われたコルツ戦の第2Q途中に突然倒れ、7万2000人のファンがぼう然と見守る中、救急車で運ばれた。テ軍は21―3とリードしていたが指揮官を失ってリズムが崩壊。24―27で敗れ、6連敗を喫した。昨季2勝14敗のチーフスは守備陣の活躍でビルズを退けて開幕9連勝。シーホークスは21点差を追いついて延長に持ち込み、バッカニアーズを下して1敗を守った。

 苦悶(くもん)の表情を浮かべながらクービアク監督はうずくまった。スミスGMは「軽いめまいを訴えて倒れたようだ。心臓発作ではない」と説明したが、このハプニングで試合の流れが変わってしまった。最後は同点を狙ったキッカーのブロックが55ヤードのFGを外して敗戦。QBショーブの不調に加えて指揮官までが“歯車”から外れる事態に陥った。

 2日前にはブロンコスのフォックス監督(58歳)が心臓の手術を受けるために戦列を離れたばかり。コルツのパガーノ監督(53)も昨季は白血病の治療でダウンしており50代指揮官の健康状態がクローズアップされる一戦になった。

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2013年11月5日のニュース