室田 逃げ切り2年ぶりV「レギュラーツアーは引退」

[ 2013年11月4日 06:00 ]

優勝カップを高々と掲げる室田

 日本シニアオープン最終日は3日、福岡県麻生飯塚GC(6726ヤード、パー72)で雨の中、行われ、単独首位で出た室田淳(58=サメジマコーポレーション)が、1イーグル、1バーディー、4ボギーの73で回り、通算9アンダーの279で2年ぶり2度目の優勝を果たした。一時は水巻善典(55=鳴尾GC)に並ばれたものの、10番でイーグルを決めて突き放した。水巻は3位だった。

 前半はパットが入らず一時は水巻に並ばれた室田だが、10番パー5で残り196ヤードを4Iでピン右1・5メートルに2オン、楽々イーグルを決めた。その後は慎重にまとめて逃げ切り、大会2度目の優勝を飾った。

 「10番は最高のショット。水巻君はショックだっただろう」と胸を張った。シニアツアーは今季2勝目で通算10勝目。シニアの賞金王も当確だが、「賞金王にはこだわりはない。優勝争いをして試合を盛り上げたいだけ」と語った。58歳の今季もレギュラーツアー14試合に出場。「そのおかげでこういう成績を残している」というが、「レギュラーツアーは今季限りで引退します」と語り、来季はシニアツアーに専念する意向を示した。

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2013年11月4日のニュース