琴奨菊 初Vへ“出稽古封印”ぎっくり腰再発予防

[ 2013年11月4日 06:00 ]

雲龍型の土俵入りを披露した地元小学生と琴奨菊(右)

大相撲九州場所

(11月10日 福岡国際センター)
 大相撲の大関・琴奨菊(29=佐渡ケ嶽部屋)が“出稽古封印”でご当地の九州場所(10日初日、福岡国際センター)で初優勝を狙うことになった。

 大関は当初「出稽古を考えている」と話していたが、師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)が「行かないです。いい感じに来ているので出稽古先でまたケガをしてもね」と明言。10月に発症した「ぎっくり腰」の再発予防のためで、所属部屋でマイペース調整することになった。

 この日は出身地の福岡県柳川市で行われた少年相撲大会に参加した。同地出身の第10代横綱・雲龍久吉を記念したイベントで、自身も小学5、6年時に優勝。表彰式では優勝者に「琴奨菊賞」としてマウンテンバイクを贈呈し「ここが自分のスタート。今後も普及に貢献したい」と故郷への恩返しを誓っていた。

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2013年11月4日のニュース