安藤美姫 ため息…出遅れ13位 東日本選手権

[ 2013年11月3日 19:47 ]

女子SPで演技する安藤美姫

 フィギュアスケート女子で出産を経てソチ冬季五輪を目指す元世界選手権女王の安藤美姫(新横浜プリンスク)が3日、前橋市の群馬県総合スポーツセンターアイスアリーナで行われた東日本選手権のショートプログラム(SP)を演技し、41・97点で13位と出遅れた。女子は上位5人が五輪代表最終選考会となる12月下旬の全日本選手権の出場権を得る。

 安藤が演技を終えるとため息をつき、険しい表情を浮かべた。冒頭の2連続ジャンプで一つ目の3回転ルッツが回転不足の判定を受け、さらに単独の3回転ループではうまく踏み切ることができずに1回転の回転不足扱いとなり、大きな減点となった。

 最高難度レベル4のステップやスピンでもレベル2が付く得点の取りこぼしが目立ち、約2年ぶりの復帰戦だった9月下旬のネーベルホルン杯(ドイツ)の59・79点、3週間前の関東選手権の56・25点を下回った。5位とは5・58点差で、4日のフリーに臨む。

 西野友毬(明大)が59・81点でトップ。五輪2大会出場の32歳、村主章枝(Kappa)が46・41点で9位につけた。

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