これがオールブラックスの誇り トライ寸前タックルさく裂

[ 2013年11月3日 06:00 ]

<日本・ニュージーランド>ノーサイド直前、福岡(右)はマコウのタックルを受けサイドラインに押し出されてトライならず

リポビタンDチャレンジカップ2013 ニュージーランド代表54―6日本代表

(11月2日 秩父宮)
 最後の守りにオールブラックスを率いるプライドがのぞいた。福岡をタッチへ出したのは、ニュージーランド代表を11年W杯優勝へ導き、この日で代表通算121キャップとなったマコウ主将。

 「トライさせないことだけを考えて動いた。相手11番が前半に(トライ寸前だった)自分をタッチへ出したのは覚えていたよ」。試合前は戦いの舞「ハカ」をリードし、2万人の観衆を沸かせたスーパースターは笑った。

 先発に初キャップが2人。序盤は日本の健闘に遭ったが、攻撃のスピード、集散の速さ、鉄壁の防御で世界1位の貫禄を見せつけた。

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