白鵬 5連覇へ余裕の“短期調整” 番付発表後初の2日休み

[ 2013年11月3日 06:00 ]

住吉神社の境内に立てられた古代力士像の前でポーズする白鵬(左)と日馬富士

 大相撲九州場所(10日初日、福岡国際センター)で大鵬に次ぐ史上2人目となる2度目の5連覇を目指す白鵬は、来週から出稽古を開始し、急ピッチで調整を行う。

 この日は福岡市博多区の住吉神社で約4000人のファンの前で不知火型の奉納土俵入りを披露。「部屋では十両の大喜鵬や若手といい稽古ができている。来週から出稽古してこの成果を試したい」と余裕たっぷりに話した。

 10月27日に九州入りし、稽古を再開したのは30日になってから。ふだんの場所は番付発表後にすぐに稽古を行うが、今回は初めて2日間稽古を休んだ。白鵬にとっては異例の調整だが、来週は予定通りに出稽古を開始する。特に先場所黒星を喫した豪栄道に注目しているだけに、昨年同様、境川部屋への出稽古も考えられる。初日に勝てば今年70勝、7年連続7度目の年間最多勝も決まる。残り1週間で調子を上げていく。

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