桐生「こんなに真剣に走っているのに…」 失速400メートル

[ 2013年11月3日 06:00 ]

タイムレースで4位に終わった桐生(右端)

 ワンダーボーイがKO寸前に追い込まれた。陸上のエコパトラックゲームズが静岡スタジアムで行われ、男子100メートルで10秒01の記録を持つ桐生祥秀(17=京都・洛南高)が練習の一環で400メートルに出場。

 タイムレースで47秒41の4位に終わった。前半は快調に飛ばしてトップに立ったが、200メートルを過ぎて徐々に失速。「最後は視界がゆがんだ。いつもは10秒で終わるので。こんなに真剣に走っているのに、まだゴールに着かないんだって」と苦笑いで振り返った。7日に走り幅跳びに出場して今季は終了。来春、東洋大に進学する17歳は「もっともっと自己ベストを更新していきたい」と力を込めていた。

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2013年11月3日のニュース