IJF 新ルール正式導入か 2月から試験導入

[ 2013年10月29日 19:27 ]

 柔道男子日本代表の井上康生監督は29日、世界ジュニア選手権が行われたスロベニアから成田空港に帰国し、国際柔道連盟(IJF)が2月から試験導入した新ルールがほぼそのまま正式決定する見通しを示した。

 IJFは28日から会合を開き3年後のリオデジャネイロ五輪で実施するルールを決める。日本は、脚取りの即反則負けを防御時に緩和するなどの修正を求めていたが、井上監督は「ルールは今のまま行われていくと思われる」と話した。

 世界ジュニア選手権で日本男子の優勝は1階級に終わり、5階級を制した2年前の前回大会から後退。2020年東京五輪で主力となる年代で、井上監督は「海外勢の技術力が上がり、危機感を抱いている」と述べた。

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2013年10月29日のニュース