さくら　雪辱へ２差７位発進！昨年プレーオフで涙

２番、ロングパットを決めパーセーブし、ギャラリーの声援に笑顔で応える横峯さくら

女子ゴルフツアーＮＯＢＵＴＡ　ＧＲＯＵＰマスターズＧＣレディース第１日

（10月24日 兵庫県三木市マスターズゴルフ倶楽部＝６４４５ヤード、パー７２）
　昨年はプレーオフで敗れて悔し涙をのんだ横峯が好発進した。首位に２打差の２アンダー、７０の７位に「風が強い中でアンダーパーは良いと思います」と自らに合格点を与えた。

　最終９番パー４は２打目でグリーンを外したが、奥のラフからの３打目はロブショットで３０センチに寄せてパーをセーブ。昨年のリベンジに燃えており、最後まで粘り強くプレーした。

　５０位に終わった先週は体と腕の動きが同調せず、クラブが振り遅れてショットが左右にぶれていたが「右腰の前で」振り抜くようにイメージして修正した。時折、強風が吹く難条件だったが、１６２ヤードの４番パー３は７Ｉで２メートルにつけるなど本来の力強いショットは戻りつつある。賞金ランクは現在２位。優勝すれば獲得賞金１億円に到達し、０９年以来の賞金女王にも大きく近づく。「ショットはいい時は凄くいい」。確かな手応えを持って２日目以降に臨む。