両横綱 出雲大社の遷宮祝い土俵入り奉納

[ 2013年10月23日 10:42 ]

遷宮を祝い、出雲大社で土俵入りを奉納する横綱白鵬。左は魁聖、右は旭天鵬

 島根県出雲市の出雲大社で23日、60年ぶりに行われた遷宮を祝い、大相撲の両横綱白鵬関、日馬富士関がそれぞれ、土俵入りを奉納した。出雲市の出雲ドームでは24日に秋巡業が実施される。

 遷宮を祝う太鼓や相撲甚句の披露に続き、白鵬関が露払いに旭天鵬関と太刀持ちに魁聖関を、日馬富士関は露払いに時天空関と太刀持ちに宝富士関をそれぞれ従えて登場。観客からの「よいしょー」という掛け声に合わせて力強い四股を披露した。

 福岡市博多区から友人と訪れた会社員松田果林さん(30)は「迫力があった。初めて生で見て新鮮だった」と話した。

 これに先立ち、稀勢の里関ら4大関や島根県隠岐の島町出身の隠岐の海関らが本殿に参拝。出雲大社の境内には17日、遷宮を機に力士の始祖とされる「野見宿禰」を祭る野見宿禰神社が創建されたばかりで、この日、力士らが参拝した。

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