町田がGP2勝目「自分の演技できた」 高橋4位、小塚6位

[ 2013年10月20日 09:44 ]

フィギュアスケートのグランプリシリーズ第1戦、スケートアメリカで優勝し、メダルを手に笑顔の町田樹

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、スケートアメリカ第2日は19日、米デトロイトで行われ、男子は23歳の町田樹(関大)がショートプログラム(SP)フリーともに1位で世界歴代5位の合計265・38点をマークし、昨季の中国杯に続くGP2勝目を挙げた。フリーでは2度の4回転トーループを決め、174・20点を出した。

 アダム・リッポン(米国)が合計241・24点で2位。昨季のGPファイナル王者の高橋大輔(関大大学院)が236・21点で4位、小塚崇彦(トヨタ自動車)が230・95点で6位だった。

 ▼町田樹の話 自分の演技ができて本当に満足。靴のホックが壊れるハプニングがあった中で、この点数を出せて自信になった。ただ、今大会の優勝は(ソチ冬季)五輪代表争いでアドバンテージにならない。まだ崖っぷちという意識でやりたい。

 ▼高橋大輔の話 練習不足。3回転ループとサルコーで(回転が抜ける)パンクをしたのが一番悔しい。ここから気合を入れないと本当にまずい。

 ▼小塚崇彦の話 ジャンプが全てゆがんで点数が出なかった。とにかく練習をしないと。(第3戦中国杯の)次へ時間はないが、積み重ねるしかない。

 ▼小林芳子・日本スケート連盟フィギュア強化部長の話 町田はシーズンに向けて、仕上がりが早かった。自信を持っていて、4回転も安心して見ていられる。他の選手に刺激になる。(共同)

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