チーフス大躍進の開幕6連勝 ギネス記録大歓声も味方

[ 2013年10月15日 06:00 ]

<チーフス・レイダース>レイダースのQBプライアーをサックするLBヒューストン(右)

 NFLは13日行われ、昨季2勝しかできなかったチーフスが地元カンザスシティー(ミズーリ州)でレイダースを24―7で下し、10年ぶりの開幕6連勝。7万6394人の観客がギネス記録となる137・5デシベルの絶叫と歓声を生み出し、本拠地アラウヘッド・スタジアムは“世界一騒がしい競技場”に認定されることになった。チ軍と同じAFC西地区に所属するブロンコスも開幕6連勝。スティーラーズはジェッツを退け、開幕5戦目でようやく初白星を挙げた。

 チーフスの試合終了直前に音量は137・5デシベルに到達。ジェット機のエンジン音を30メートルの距離で聞いている数値で、9月15日にシアトル(シーホークス対49ers)で記録した旧ギネス記録(136・6デシベル)を上回ってしまった。

 QBスミスは「自分はミスはしなかったけれど、あの歓声の大きさだとプレーするのは難しい」と苦笑い。実際にレ軍QBプライアーはチームメートとの連係ができなくなり、3度のインターセプト、10回のサックをくらって自滅。この日の“勝者”は最後まで大声を張り上げたファンだったのかもしれない。

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