出雲は東洋大と駒大でＶ争い？青学・原監督が予想

　学生三大駅伝第１戦、第２５回出雲全日本大学選抜駅伝は１４日、島根・出雲大社正面鳥居前スタート～出雲ドーム前フィニッシュの６区間４４・５キロに２２チームが参加して行われる。１３日は開会式が行われ、昨年初優勝を飾った青学大の原監督が「普通に走れば東洋大と駒大の争いになる」と“２強”を予想した。

　両校の鍵を握るのはつなぎの区間を走る１年生だ。２年ぶりの王座を狙う東洋大は昨年の全国高校男子駅伝で愛知・豊川の初出場初優勝に貢献した服部弾馬（はずま）を２区に起用。５区を走る服部勇馬（２年）の弟で、酒井監督は「練習に適応するのに時間がかかったが、切れのあるタイプでラストも粘り強い」と期待する。一方、出雲で１４年間勝っていない駒大も２区に中谷圭佑（西脇工）、５区に西山雄介（伊賀白鳳）と１年生を配置。大八木監督は「練習をしっかりやっているし、性格も強気で心配ない」と自信を示した。