振分親方 まわし姿で若手指導 かつての兄弟子・曙からハッパ

[ 2013年10月11日 06:00 ]

断髪後、初めて稽古場でまわしを締めて指導した振分親方(後列左)。右は3冠戦へ向けて稽古にきた曙

 大相撲・東関部屋の部屋付きの振分親方(元小結・高見盛)がまわし姿で稽古場に現れ、指導に当たった。

 自らも石を持ったトレーニング、四股やてっぽうなどを行い、若手の手本として稽古を見せた。この日は元横綱で現プロレスラーの曙が公開稽古のため訪れ、かつての兄弟子から「しっかりと胸出せよ」とハッパをかけられると三段目の高世に胸を出した。

 6日の断髪式後は後援者へのあいさつ回りで忙しく、稽古場に足を運んだのはこの日が初めて。「まげがなくなってまだ違和感がある」と照れ笑いしながらも「親方としてしっかりと頑張りたい」と今後もまわし姿で指導することに前向きだった。

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2013年10月11日のニュース