遼 ライバル松山と“決起集会” 健闘誓う

[ 2013年10月11日 06:00 ]

練習場で一緒になった石川遼(左)と松山英樹

 米男子ゴルフツアーの新シーズン開幕戦、フライズコム・オープンは10日、米カリフォルニア州サンマルティンのコードベールGC(7368ヤード、パー71)で開幕。米ツアー2シーズン目を迎える石川遼(22=CASIO)は開幕前夜の9日に同学年のルーキー、松山英樹(21=東北福祉大)と“決起集会”を開き、互いの健闘を誓い合った。

 バンカーショットやパターを重点的に練習し、最終調整を終えた石川は、コース近郊のイタリア料理店に向かい松山と合流。互いのスタッフを含めた約10人が集まり、米ツアーへの思いなどを語り合ったという。練習ラウンドでの“競演”は慣例となったものの、夕食で同じテーブルに着くのは珍しい光景。大事な試合を前にライバルと貴重な時間を過ごして、気合を入れ直した。

 本格参戦1シーズン目の昨季は予選落ちが多く不本意な成績だったが「今は慣れて全然違う。最初の3試合で頑張る」と意気込む。下部ツアーの“入れ替え戦”からはい上がった22歳が確かな自信も持って2年目のシーズンに臨む。

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2013年10月11日のニュース