内村 白井へエール「6種目できてほしい やっていけば分かる」

[ 2013年10月7日 08:59 ]

男子種目別の平行棒で優勝し、表彰台で金メダルを手にする内村航平(中央)

体操世界選手権最終日

(10月6日 ベルギー・アントワープ)
 体操世界選手権で金2、銅2と計4個のメダルに輝いた内村航平(24=コナミ)が喜びを語った。

 ―平行棒で金メダル。

 「床運動とあん馬で(白井と亀山が金メダルを獲得し)すごくいい流れがきていた。金メダルは無理でも3位狙いで、と思っていた」

 ―難度を上げた。

 「平行棒はDスコア(演技価値点)を上げないとメダルに絡めないと思った。決断したのは前夜。すごくいい演技ができて結果が付いてきた」

 ―種目別のこだわり。

 「着地勝負。止めて当たり前と思っていた。平行棒も鉄棒も決められたので目標達成かな」

 ―日本チームとしても収穫が多かった。

「来年に間違いなくつながる。流れができた」

 ―白井への期待。

 「体操は6種目できて当然。世界の流れはスペシャリストが増えていて、そういう戦い方もありかなと思うが、日本で体操をやっているからには6種目できてほしい。床運動と跳馬だけじゃ…。でもまだ若いので、やっていけば分かると思う」

 ―結婚、第1子誕生を経て迎えた大会。

 「演技する時は自分のことしか考えていない。でも自然にガッツポーズが出たし、カメラにも応えて、無意識に家族に向けたメッセージを出していたと思う」(共同)

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2013年10月7日のニュース