母に並ぶ23位も…笹田、3度落下に悔し泣き「実力足りない」

[ 2013年10月5日 09:33 ]

女子個人総合決勝 笹田夏実の跳馬

体操世界選手権第5日

(10月4日 ベルギー・アントワープ)
 悔しくて涙が止まらなかった。笹田は最初の平均台で予選では落下したG難度の大技を決めてリズムに乗ったが、最終種目だった得意の段違い平行棒で3度落下する落とし穴にはまった。24人中23位に沈み「まだまだ実力が足りない」とほろ苦い世界デビューになった。

 練習会場とバーのしなり方が違って戸惑った。「失敗しちゃいけないと思ったら小さい演技になった」と悪循環に陥り、3種目目までの14位から転落した。過去4度出場した母の弥生コーチは初出場だった1978年の23位が最高成績。来春に強豪日体大に進学する期待の星に、母を超える好機はまだある。(共同)

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2013年10月5日のニュース