美しい体操を評価 内村に「エレガンス賞」 2度目受賞は男子初

[ 2013年10月5日 08:50 ]

2大会連続でエレガンス賞を受賞し、歓声に応える内村航平

 体操の世界選手権で男子個人総合を4連覇した内村航平(コナミ)が4日、最も美しい演技をした選手に贈られる「エレガンス賞」に2大会連続で輝いた。体操で2度目の受賞は1998年と99年に選ばれた女子のスベトラーナ・ホルキナ(ロシア)以来で、男子では初めて。

 内村は授賞式に臨み「美しい体操を評価してもらえた。身が引き締まる思いで、喜んでばかりはいられない。もっと追求していかなきゃいけない」と話した。2011年の前回大会で個人総合3連覇よりも同賞を喜んだが「今回は両方うれしい」と笑顔だった。女子は個人総合2位のカイラ・ロス(米国)となった。

 個人総合の決勝進出者が受賞対象で、審査員が技の完成度や美しさ、カリスマ性を評価して選考した。日本選手は07年に男子で冨田洋之、10年に女子で田中理恵(日体大教)が受賞した。(共同)

続きを表示

2013年10月5日のニュース