マドリード 24年五輪の招致断念「全ての恩恵得た」

[ 2013年9月13日 06:00 ]

 20年夏季五輪招致で東京に敗れたマドリードのボテリャ市長は12日、24年五輪への再挑戦を断念する考えを明らかにした。ロイター通信が伝えた。マドリードは3大会連続の招致失敗だった。

 同市長はマドリードで開かれた政財界関係者との朝食会で「招致の過程で、今後数年間に期待できる全ての恩恵を得たと思う。24年五輪は招致するべきではない」と述べた。20年五輪招致はイスタンブールを加えた3都市が争い、マドリードはスペインの経済危機や国内の組織的ドーピング問題がマイナス要素になったとされる。

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2013年9月13日のニュース