康生監督初の金メダルは高藤が獲る!26日世界柔道開幕

[ 2013年8月26日 06:00 ]

調整する男子60キロ級の高藤(左)

 柔道の世界選手権は26日にブラジル・リオデジャネイロで開幕し、男女各7階級と団体戦が行われる。先陣を切る男子60キロ級の高藤直寿(20=東海大2年)は、大学の先輩でもある井上康生監督に最初の金メダルを贈ることを約束した。

 「井上監督にとって監督初の金メダルになる。そこは狙っていきたい」。昨年11月に就任した井上監督にとって今大会が実質的な初陣。5月の選抜体重別で準決勝で敗れたにもかかわらず代表に選ばれた高藤としては、その恩義に報いるための誓いでもある。高藤の意気込みを聞いた井上監督は「そうなれば最高の形。僕自身も信じている」と期待を込め、「初日に獲るか獲らないかで流れも違う」とチームの命運を託した。初日に金メダルが出た10年大会は日本は4階級を制覇。ただし、逃した11年は2階級にとどまっている。トップバッターの役割は大きい。高藤は昨年5月のグランドスラム・モスクワ大会から国際大会5連勝中。「最低でも最高でも金メダル。普段通りにやって獲りたい」と初の舞台に闘志を燃やした。

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2013年8月26日のニュース