白鵬VIP待遇 初のジャカルタ 入国手続きせず白バイ先導

[ 2013年8月23日 06:00 ]

東南アジア初となる巡業のため、ジャカルタに到着した横綱白鵬

 大相撲のジャカルタ巡業に参加する横綱・白鵬(28)や尾車巡業部長(元大関・琴風)ら一行約100人が22日、成田空港発の航空機でインドネシア・ジャカルタ入りした。

 日本相撲協会の海外巡業は08年8月のモンゴル・ウランバートル以来5年ぶり。東南アジア、イスラム圏では初とあり、力士たちは入国手続きをせずにそのまま白バイが先導するバスに乗ってホテルに移動するなどVIP待遇。24、25日に行われる巡業本番にはユドヨノ大統領も出席する見込みだ。

 既に指定席は完売しており、現地メディアからの問い合わせも数十社から来ているという。ジャカルタ入りした白鵬は扇子を振って「暑いね」と言いながらも「初めての場所で楽しみたいし、これぞ相撲というものをインドネシアの皆さんに見せたい」と看板力士としての気合も十分。尾車巡業部長も「無事に成功させて帰ってきたい」と話し、個人行動の禁止を厳命した。

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2013年8月23日のニュース