豪栄道先輩やりました!埼玉栄、4年ぶりの団体V

[ 2013年8月5日 06:00 ]

 全国高校総体第8日は4日、長崎・平戸文化センターほかで行われ、相撲の団体決勝は、埼玉栄が2年ぶりの頂点を狙った鳥取城北に3―2で競り勝ち、4年ぶり8度目の優勝を果たした。ハンドボール男子は興南(沖縄)が愛知との決勝を27―26で制し、4年ぶり5度目の優勝。女子は高松商(香川)が16―13で四天王寺(大阪)を下して2連覇した。テニスの団体決勝の男子は湘南工大付(神奈川)が相生学院(兵庫)を破って、5年ぶり4度目の日本一に輝き、女子は富士見丘(東京)が京都外大西に勝って4年連続10度目の頂点に立った。重量挙げの男子69キロ級は生頼永人(兵庫・明石北)がスナッチ125キロ、ジャーク156キロ、トータル281キロのいずれも高校新記録で勝った。

 相撲団体の埼玉栄には04年に個人と団体の2冠に輝いた沢井(現関脇・豪栄道)のような突出した選手はいなかった。山田監督は「4、5番手だと思っていた」と打ち明けたが、総合力で激戦を制した。大会前には豪栄道から直接、激励を受けたという。鳥取城北との決勝は勝負は大将戦にもつれ込んだが、片村が大柄の中島を力強く押し出し。殊勲の3年生は「絶対に負けない気持ちだった。自分の前で勝ったやつも含め、全員で勝てた」と一丸の優勝を強調した。

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2013年8月5日のニュース