竹下「中途半端が嫌」と決断…今はすっきり「バレー界をいい方向に」

[ 2013年7月25日 17:53 ]

 バレーボール女子の日本代表セッターとして昨年のロンドン五輪で銅メダル獲得に貢献した竹下佳江(35)が25日、東京都内で記者会見を開き、現役引退を表明。すっきりした表情で心境を語った。

 ―現役を退く理由は。

 「休養期間の間にどう進むべきかを考えた。中途半端が嫌だと思い、今回の決断に至った」

 ―休養としたのは現役に未練もあったからか。

 「自分の気持ちがどう動いていくのかという思いも含めての休養だった。(夫からも)何も言われていないし、自分で全て決断した」

 ―競技人生での思い出は。

 「ずっと五輪を目指してやってきて、シドニー五輪の予選で敗れたことも昨年のロンドン五輪のことも思い出に残っている」

 ―将来の現役復帰や指導者への転身は。

 「今はない」

 ―今後の活動は。

 「日本バレーボール協会の理事として、バレー界をいい方向に導いていきたい。子どもたちと触れ合う機会もつくって、普及にも力を入れたい」

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2013年7月25日のニュース