川内 豪地元紙1面ジャック「うれしいっ」

[ 2013年7月9日 06:00 ]

7月8日付のゴールドコーストの地元紙「ゴールドコースト・ブルティン」を川内がジャックした

 公務員の最強市民ランナーが地元紙をジャックした。陸上世界選手権(8月、ロシア・モスクワ)男子マラソン代表の川内優輝(26=埼玉県庁)が8日早朝、ゴールドコースト・マラソンが行われたオーストラリアから成田空港に帰国。同日付の地元紙「ゴールドコースト・ブルティン」では川内がカラーで大々的に扱われ、「向こうの新聞で1面だったんですよ!海外では初めてですね!うれしいっ」と興奮気味にまくし立てた。

 川内は現地でも注目を浴びており、6月の隠岐の島ウルトラマラソン(50キロ)のレース後、脱水症状で病院に搬送されたことも、オーストラリア人ランナーは知っていたという。

 午前6時すぎに成田空港に到着すると、埼玉県内の自宅に戻って約20分のランニング。その後、勤務先の春日部高に出勤した。「暑いですねぇ」と汗をぬぐいつつ、「時差ボケも疲れも大丈夫です!」と元気いっぱい。今後は士別ハーフ(21日)、30キロの釧路湿原マラソン(28日)に出場し、栃木県日光市などで合宿。世界選手権のために、コンディションを整える。

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2013年7月9日のニュース