大砂嵐 会心連勝にも浮かれず「まだ13番もある」

[ 2013年7月8日 20:05 ]

里山(右)を攻める大砂嵐

大相撲名古屋場所2日目

 アフリカ大陸出身初の関取、大砂嵐は幕内経験者の里山を力強く押し出した。巧者に対してうまく右を差し、左上手を引き付ける会心の内容。本人は突き放したかったそうで「イメージと違う。まだ13番もある」と新十両での2連勝にも浮かれなかった。

 エジプト出身の大砂嵐は信心深いイスラム教徒。9日からは「ラマダン」(断食月)に入り、原則的に約1カ月間、日の出から日没まで飲食できない。日に日に暑さが増して体調面で心配されるが「大丈夫です」と周囲の雑音を振り払った。

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2013年7月8日のニュース