国枝、7年ぶりV!呼吸ぴったり、ストレー倒!

[ 2013年7月8日 06:00 ]

ウィンブルドン選手権最終日

(7月7日 英ロンドン・オールイングランド・クラブ)
 車いすの部は男子ダブルス決勝では第1シードの国枝慎吾(ユニクロ)とステファン・ウデ(フランス)のペアが第2シードのフランス選手とオランダ選手のペアを6―4、6―2で下し、国枝は斎田悟司と組んだ06年大会以来、7年ぶり2度目の優勝を果たした。

 国枝はロンドン・パラリンピックのシングルス決勝で破ったライバルのウデとのペアでストレート勝ち。7年ぶりのタイトルに「久しぶりに優勝できてうれしい。この大会では伝統を感じる。プレーしていても楽しい場所なので良かった」と汗を拭った。芝のコートでは自慢の素早い車いす操作があまり生きないが、攻撃的なプレーのウデと息の合ったコンビネーションを見せた。「粘り強くプレーすることが役割だったが、それが果たせた」と充実した表情だった。

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2013年7月8日のニュース