ヤング・キム 参戦4年目、念願の日本初勝利

[ 2013年7月8日 06:00 ]

プレゼンターの小林星蘭(左)と記念写真におさまるヤング・キム

女子ゴルフツアー 日医工女子オープン最終日

(7月7日 富山市 八尾カントリークラブ=6476ヤード、パー72)
 もし中止になっていれば、その時点で2日目首位のヤング・キムに4年目での来日初勝利が転がり込んでいた。スタート前は「正直、それを考えていた」という。願いは届かず競技が行われたが、気持ちを切り替えて1打差で逃げ切り、米ツアー1勝の底力を見せた。

 13番ボギーの後の連続バーディーが大きくものをいった。特に15番パー3は1・5メートルにつける圧巻の一打だった。「中止の優勝じゃなく、1ラウンド回っての優勝だからうれしい」と笑顔がはじけた。トレードマークは大きなつばがぐるりと一周付いた帽子。ところが今週は「雨だったから」とキャップをかぶった。韓流ドラマ「冬のソナタ」の舞台で有名になった春川市出身。日本語が堪能な33歳は、2勝目はお気に入りの“ピケハット”でつかむことを誓った。

続きを表示

この記事のフォト

2013年7月8日のニュース