稀勢の里が合同稽古参加 右脚は「寝たら治る」

[ 2013年6月29日 14:03 ]

大相撲名古屋場所(7月7日初日、愛知県体育館)

 綱とりのかかる大関稀勢の里が29日、名古屋市天白区の寺院「仏地院」で元横綱初代若乃花の故二子山親方とゆかりのあった部屋を中心とした合同稽古に参加した。

 関取と計17番取り、松鳳山に5戦全勝、千代大龍には8勝4敗。右前まわしを狙う取り口が目立った。前日までの精力的な出稽古もあって番数は抑えめで、右脚を気にするそぶりを見せたが「押されてもいいと思って試している。(脚は)たいしたことない。寝たら治る」とさらりと語った。

 二子山部屋の宿舎だった寺院では、前師匠で先代鳴戸親方(元横綱隆の里)らが育った。稀勢の里は「身が引き締まる」と気持ちを高めていた。

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2013年6月29日のニュース