遼 イマイチ60位発進…パット苦しみ試行錯誤

[ 2013年6月29日 06:00 ]

第1ラウンド、14番でバンカーショットを放つ石川

USPGAツアー AT&Tナショナル第1日

(6月27日 米メリーランド州ベセスダ コングレッショナルCC=7569ヤード、パー71)
 石川遼(21=CASIO)は2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの73で、首位と7打差の60位と出遅れた。66で回ったロベルト・カストロ(28=米国)が首位に立ち、ビリー・ホーシェル(26=米国)ら3人が2打差の2位に付けている。

 日本ツアーからの復帰初戦で、十分な練習ラウンドもできずに臨んだ今大会。石川は前半を1アンダーで折り返したが、後半途中で崩れ60位で初日を終えた。「そんなにいいゴルフではなかった。(それでも)何とか耐えた。(コースは)分かっているつもり」。30位となった2年前の全米オープンと同じコース。前半は2バーディーを奪ったものの、13番の3パットのボギーに続き、14番パー4では第2打をグリーン左のバンカーに入れてダブルボギーを叩いてしまった。

 予選落ちした日本ツアー第2ラウンドからパターを替えたばかり。「まだ体の一部になっていない」と試行錯誤が続くが、1打に10数人がひしめく混戦だけに巻き返しのチャンスは十分ある。「(2日目は)最初の9ホールでいいプレーができればもっと上を狙える」と気を引き締め直した。

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2013年6月29日のニュース